京都駅 生き残れ 477K700U
京都南ICから京都駅を目指す。
現場は京都駅西隣接の貨物基地、保線基地内の高架で、まずは京都駅の保線所へ寄って打ち合わせ。
山科の山を越えて京都に入る京都東ICの方が旅情もありトラッフィク的にも楽、つまり心情的に好き。
打ち合わせ後に四条烏丸のラーメン屋を目指す。四条通り烏丸東の東洞院通りを南下して直ぐの場所。
大通りの四条通りは、近代的で車寄せや歩道の作りなどの都市計画のデザインは素晴らしく、デパートのビル群との景観の調和がとれていた。
大通りから東洞院通りに一歩入ると、昭和の初期から末期までの景観が混在した路地景観に趣があり、さらに徒歩でしか入れない筋に入ると別世界が広がる。
さらに巨大寺院や挙立する学校施設など、京都の荘厳かつレトロな景観は見事だ。
京都駅から四条烏丸へ
格子状の近代の区画に古来からの街道との無秩序な交差が、平面的に立体的に混在し実に興味深い。鯖街道とかね・・・
ローマもこんな感じなのだろうか。
また都市景観維持から古い町並みが多くのこされ感慨深い。「巨大な高山」みたいだなと思ったけどそれはいわゆる小京都目線であり、形容としては間違えている。
四条通り
数多いコインパーキングで利便性は高いが、トリッキーで時間帯を間違えるとぼったくられてしまうようなトラップが京都らしい。注意深く探すと良心的なパーキングもある。どこも駐車スペースは基本的に狭少で高めの運転スキルが要求される。
60分/100円
煮干し香るらぁめん
煮干しの苦みやえぐみが皆無で実にクリーミー。パスタスープとしても秀逸なマッチングが実現できそう。
これで680円。
家賃などランニングコストの負荷も高いだろうに、味とサービスのレベルも高いのにこの値段。地方都市の気取ったラーメン屋は何なんだろう。
客数の母数の違いなんて言い訳は聞きたくない。
京都名産の黒七味ももちろんだが、黒ばらのりには驚いた。
ラーメンに振りかけると、一気に磯の香りが広がる。すごい。
魔界への入り口
西本願寺、龍谷大文学部にかけて俗世間と遮断するかのような重厚で壁のような構造物が続く。
梅小路公園東から側道に下り線路を潜って行くのだが、鉄骨の意匠が昭和初期以前のデザインで魔宮感がある。
一番高いのは新幹線の高架。
1963年製で、近代改修でさらに補強工事がしてある。
帰路は山科の山を越え京都東インターから。
こちらのルート方がやはり好きだ。
心情的に
そして目的地の保線基地に入る千生通りの突き当りにはお地蔵さん。
生き残れ